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格安印刷会社の秘密をお伝えしますね。

最近、インターネットを検索すると、格安の印刷通販会社が多く存在します。
同業の我々としても、「原価割ってない？」という商材をよく見かけます。

そこで、どうしてそういう値段で印刷を提供できるか？
格安の印刷会社はどういう「努力」を行ってそうしているか？という事をお伝えします。

① 納期を長くすることによって、同じ種類のロットを同時に印刷することができ、印刷工程を少なくすることで印刷を格安でで提供することができる。

すでに良くわからないかもしれないですね(笑)
簡単にイメージしやすく説明すると、お札が印刷されているところをイメージしてみてください。
そうすると、何枚も同じ１万円札が横にも縦にも並んでいますよね。

チラシの印刷も１枚ずつ印刷するのではなくて、大体１枚の紙にチラシ4枚分印刷されます。
例えば、2万枚印刷する場合、1枚あたり4枚なので、5000枚印刷することになります。

次に、印刷工場の説明をすると、印刷工場というのは24時間ほぼ365日間動いています。
如何に効率よく印刷機を活用し、より少ない時間でより多くの印刷が出来れば、利益が上昇します。

印刷工場には毎日100万枚以上の大ロットから2万ぐらいの小ロットまで多種多様なパターンで印刷要請があります。

格安で印刷を行うためには、同じ印刷工程の印刷物をまとめることで効率化が図れます。

例えば、印刷工程が2工程ある印刷機があったとします、2万枚の印刷物を同時に2工程印刷することが出来れば、セットは一回で済みます。

しかし、1工程が4万枚でもう1工程が2万枚と2万枚の場合は、作業工程が一回分増えます。その作業工程一回分が大きく価格差に影響を及ぼすのです。それぐらい、格安で印刷を行うためには、本当に日々のほんの些細なことの繰り返しになるのです。