HOME >> 印刷を格安で行うには? >> チラシは8の数字で格安アピール!
チラシに載っている価格には、「8」という数字がでてくることが多いことは、たいていの方が気づかれると思います。
これは、流通業界では端数価格と呼ばれているもので、ぎりぎりまで価格を下げたというような、格安になったような印象を持たせるものです。
例えば、1010円だと、千円より10円「高い」というように思われてしまいます。
さらに、990円だと、10円「しか」安くなっていないと思われるし、「9」という数字自体があまり縁起の良くないものというイメージなので、使いにくいのです。
それに、900円まで切りよく下げてしまうと、利益がでなくなってしまいます。
そして、「8」という数字は、末広がりでとても縁起のいいものとされているので、お店としても使いやすいわけです。
外資系の企業のお店のチラシには、「9」という数字を気にせず使っていることもあるようです。しかし、おそらくそれではあまり安いとは感じないのではないでしょうか。
日ごろ「8」という数字の方が慣れてしまっているように思います。
「8」がついているとなぜかすごく安くなっているような気になってしまいます。
消費者の心をうまくついているようです。
やたらと「8」を多用しているチラシも目にしますが、このとき、字体などを変えたりして変化をつけることも大事でしょう。